プルブイは足の間に挟んで使う練習用具です。
浮力のある素材で作られているのでキックを打たなくても下半身が浮きます。
プルブイを使うことで腕の動きに集中して練習ができるので便利です。
効率よく手を動かせるようになれば、楽に速く泳げるようになります。
![](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/03/dog3_2_heart.png)
楽に速く泳げるなんて最高!
まだ使っていない方は早速スイム練習に取り入れてみましょう
それではプルブイの機能や種類、使い方を分かりやすく順番に解説していきます。
- プルブイの種類と役割
- プルブイを使って行う練習のメリット
- トライアスロンのスイム練習にピッタリな理由
プルブイの種類と役割
![プルブイの画像](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/515LVfQd7XL._AC_.jpg)
![プルブイの画像](https://shop.r10s.jp/lafitte/cabinet/item-csv/gazo14as/ac-00242.jpg)
プルブイはメーカーによって呼び名が違います。
形もさまざまですが上の画像にある2つの形が一般的です。
プルブイの種類
プルブイの素材はポリエチレンフォームと呼ばれる浮力のある素材です。
ビート板のような形をした板状のブイとひょうたんのような形をしたブイがあります。
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どのタイプも足に挟んで使うよ!
どちらのタイプを選ぶかは個人の感じ方によって違いますが
購入するのならビート板としても使える板状のプルブイを選びましょう
推進力を感じやすく、体もぶれにくいです。
ビート板のような形のプルブイ
板状のプルブイはビート板としても使えるので便利です。
ひょうたん型よりは大きいですが薄いので持ち運びがしやすいです。
名前も書きやすいので間違えられる心配がありません。
ひょうたん型のプルブイ
ひょうたん型のプルブイは市民プールやスポーツジムで広く使われています。
メーカーによって形が違いますが良く見かけるプルブイはこちらのタイプです。
貸し出しをしているプルブイで試すことができる
購入前にプールに置いてあるプルブイを実際に使ってみましょう。
もし満足すれば購入しなくても済むし、持ち運びも必要ないですね。
プルブイの役割
プルブイの役割は下半身を浮かせることです。
キックを打たなくても姿勢を保つことができるので腕で水をかけば前に進みます。
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手のかき方の練習にいいんだね
上半身の動きに集中して練習ができるだけではなく、抵抗を受けにくい姿勢を実感しやすいです。
プルブイを使って練習を続けていると効率よく泳ぐコツが少しづつ分かってきます。
プルブイを使うメリット【3つ】
![浮き輪で浮かぶイメージのイラスト](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/04/ukiwa_umi.png)
プルブイを使ってスイム練習を行うのメリットは次の3つです。
- 手で水をつかむ感覚を意識できる
- 正しい姿勢(ストリームライン)で泳ぐ練習になる
- ウェットスーツを着て泳いだ時の感覚が分かる
プルブイの使い始めは下半身が左右にぶれて泳ぎにくいかもしれません。
体幹が鍛えられれば正しい姿勢がとれるようになり泳ぎが安定してきます。
手のひらで水をつかむ
プルブイを使えば上半身の動きだけに集中して泳ぐことができます。
効率よく水をつかむ感覚を身につけるのにピッタリの練習方法です。
![](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2020/11/tVgZFrgfoAvNnFw1617153427_1617153436.png)
手のひらでたくさんの水をつかもう
たくさんの水をつかみ、なるべく逃がさないように後ろ押し出すように泳ぎます。
楽に速く泳ぐためには手のひらや腕をうまく使うことが大切です。
正しい姿勢で泳ぐ練習になる
泳ぐときの正しい姿勢(ストリームライン)は体が水平になって浮いている状態です。
意識しないで泳いでいるとどうしても下半身が沈んでしまいます。
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足が下がっていると体も沈んでいくね
プルブイを使うことで下半身が浮くのでストリームラインを取ることが可能です。
意識するだけでは分かりにくい正しい姿勢をプルブイを使って体感することができます。
ウェットスーツで泳いだ時と近い感覚
トライアスロンのレースの時にはウェットスーツを着用します。
ウェットスーツは浮力のある素材でできているので体全体を浮かせる機能があ
ウェットスーツを着て泳いだ時に近い感覚で泳ぐことができます。
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海でスイスイ泳げるようになりたい
プルブイを使って練習することはトライアスロンのレースのためにも大切です。
ウェットスーツを着ると全身が浮くので意識しなくても正しい姿勢た取れます。
海水は浮力があるのでさらに泳ぎやすくなります。
プルブイは使いすぎに注意
![](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/06/teigan-rodger-9Bj1j9nwfzg-unsplash-1024x768.jpg)
プルブイを使って泳ぐことに慣れてくると、長い距離も楽に泳げるようになってきます。
楽に泳げるからといってプルブイを使ったばかりやるのは良くないです。
キックがうまく打てなくなったり体が沈むようになってしまいます。
腕だけではなく足も使った練習も取り入れることが大切です。
![](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/03/dog2_3_shock.png)
使いすぎも良くないんだね。
メーカーによって違いはある?
![泳ぐ女性のイメージ](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/04/sports_swimming_woman.png)
ビート板と兼用できるプルブイの代表的なメーカー3社を表にまとめました。
厚さ | カラー | 形 | |
ミズノ | うすめ | 豊富(鮮やか) | シャープ |
アリーナ | 厚め | 豊富(鮮やか) | 丸みがある |
スピード | うすめ | 渋い色もあり | 独特・短め |
この3社以外にもアシックス、エヴァーニュー、トーエーライトなどから販売されています。
小売店で手軽に購入ができて種類が豊富なのは表にあげた3社のプルブイです。
厚みがあるアリーナのプルブイは安定感があります。
メーカーによって多少は使用感の違いはありますがほとんど変わりません。
好きなメーカーや気に入った色で選べば良いと思います。
私はあまり人が使っていない色を選びました。
アリーナ製のグリーンのプルブイです。
プルブイと合わせて使いたいアイテム【アクアミトン】
![パドルで漕ぐ女性のイメージ](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/04/hjalte-gregersen-81eYT5ea_x0-unsplash-1024x684.jpg)
ボートやサップのオールを漕ぐのにはコツがいります。
慣れないとなかなか進むことができません。
泳ぐときの手の動きも同じです。
うまく動かすことができれば速く進むことができます。
![](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/03/dog2_3_shock.png)
漕いでも全然進まなかったことがあるよ
泳いでいる時も同じで素手で上手に水をとらえられると速く泳げます。
水をとらえる感覚がよく分かるアイテムがアクアミットです。
アクアグローブ、アクアミトンとも呼ばれています。
泳ぐときに使うカエルの手のような水かきがついている手袋です。
プルブイと一緒に使うことで水をつかむ感覚を実感できます。
他にも便利なアイテムがありますがプールによっては使用できないものもあります。
使用する場合は確認してからにしましょう。
足に付けるフィンやプラスチック製のパドルなどは使えないことが多いです。
まとめ
![](https://yukidosi.com/wp-content/uploads/2021/07/louis-tricot-uQp588ZWISk-unsplash.jpg)
プルブイは抵抗の少ない姿勢で効率よく泳ぐために必要なアイテムです。
普段からプルブイを使って泳ぐことで手のひらでうまく水をキャッチできるようになります。
楽に速く泳ぐために必要なもう一つの大切な事は抵抗のない姿勢で泳ぐことです。
2つを一度に体感できるプルブイをぜひ練習に取り入れてみましょう。
お気に入りのプルブイが見つかりますように!
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